山粧ふ 北八ッの森 そぞろゆく

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ピラタスの丘、女の神展望台から望む錦秋の八ヶ岳


よくもまぁ、毎週のように信州に通ってるなぁ・・・と自分でも思います。

16日の日曜日、ブロガー有志&ファミリー計13名の大所帯で北八ヶ岳へ。
当初は大河原峠を起点に天祥寺原~亀甲池~双子池~双子山と周回する予定だったのですが・・・
前夜の雨が登山道を小川に変え、天祥寺原方面へは歩行困難な状態。
とりあえずは逆回りで双子山を目指します。

煙る朝霧、ぬかるむ足元、濡れる熊笹、そして折からの強風・・・
こっちも途中で引き返しかな?と思っていましたが、双子山を越えた辺りから雲の切れ間から明るい陽射し。
双子池ではすっかり青空も広がり、予報の通り、天気は急速に回復してくれました。
しかし、途中すれ違ったご夫婦に聞けば、やはり大河原峠~天祥寺原間の登山道はほぼ水没しているとのこと。
双子池から亀甲池へと進み、池畔でランチを楽しみながらこのあとのルートを検討します。
来た道をそのまま引き返せば安全ですが、せっかくの八ヶ岳、それじゃ余りにもったいない。
エスケープルートに選んだのは、亀甲池から北横岳を登り、ピラタスロープウェイで下山するというもの。
車のピックアップのため、そのまま大河原峠に"登山道を徒渉"しながら向かってくれたかわせみさんに感謝です。

亀甲池から北横岳までの道は、標高差500mを稼ぐ九十九折の急登。
かく言う私も青息吐息でしたが、1時間半ほどで無事全員が完登することができました。
苦労のあとには必ずご褒美あり。
2480mの北横岳北峰から広がるのは、あえぎ登った疲れを一瞬で忘れさせる大パノラマ。
まさに「諏訪富士」と、間近に端正な姿で聳える蓼科山。
天狗岳、硫黄岳、赤岳、権現岳と、富士をも凌ぐ広大さを見せつける八ヶ岳の峰々。
遠く淡いピークを浮かべるのは、南アルプスの甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳。
北に目を移せば、今朝越えてきたばかりの双子山の向こうにランドマークの浅間山。

不順な天候に大きく予定を狂わされた秋の北八ヶ岳でしたが、的確な判断で予定以上の充足感を得ることができました。
周到な準備はもちろんですが、不測の事態に備えた予見と対応力も改めて必要だなぁと実感させられた山旅なのでした。



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朝霧に包まれる大河原峠から双子山への上り


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にわかに陽射しの差し込む熊笹の道


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強風にさらされる双子山山頂


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風に飛ばされる蓼科山からの雲


どれだけの強風かはぜひ動画で


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双子池への下り。金色に輝く落葉松林


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青く輝く双子池・雄池


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どこまでも透明な双子池・雌池


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北横岳への斜面を見上げる亀甲池


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本日の最高地点、2480mの北横岳北峰


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北横岳北峰から望む「諏訪富士」・蓼科山


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双子山の草原の向こうに県境の山・浅間山


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北横岳南峰から望む八ヶ岳の主稜線

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by sanzokuame2 | 2011-10-23 03:05 | 彼方此方にて


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