カテゴリ:日本のカタチ( 16 )

7度目の火とぼし

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お盆の十四、十五の両日に南牧村大日向で行われる県内最大級の火祭り。
戦国時代、武田信玄が上州に攻め入った際、圧制に苦しんでいた領民が地元小幡領主に反抗し、松明に火を点じて城山を取り囲み、
多数の武田軍に見せかけ砦から小幡軍を追い落としたと言われ、その農民の活躍が「火祭り」として受け継がれたと言われています。
2006年には「大日向の火とぼし」として、国の選択無形民俗文化財にも指定されています。

昨年は行けなかった南牧村の「火とぼし」。
今年は初日の14日に訪ねてみました。
一昨年同様に、今年も臨場感を間近に感じられる、橋のたもとに。
南牧川の谷あいに御囃子が響くなか、眩いばかりの松明が大きく円を描きました。
暑い夏も、この祭りが終わると間もなく終わりなんだなぁ。

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by sanzokuame2 | 2013-08-15 15:16 | 日本のカタチ

笹森稲荷神社春季例大祭

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甘楽町に春を告げる風物詩。
R254から大鳥居をくぐり、境内へと練り歩く稚児行列と山車行列。
お囃子の音色には長閑で麗らかな雰囲気が漂います。
本殿に奉納されるのは、猿田彦大神様の舞と浦安の舞。
1200年の伝統を今に繋ぐ、厳かさと華やかさの競演。
鎮守の杜のハレの日は、春一色に染め上げられていました。

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by sanzokuame2 | 2013-03-13 18:01 | 日本のカタチ

ご近所さんと二年参り

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毎年恒例、紅白終了後は歩いて行ける近所の氏神様へ。
お焚き上げの炎に当たりながら、甘酒をいただき、神楽を見ているこの瞬間。
一年のうちで日本人であることを最も実感する時です。
やはり、この日は最上のハレの日なんだなぁと改めて思います。

遠く除夜の鐘が響くなか行列に並び、ご近所さんのエメちゃん夫妻と一緒にお参り。
振る舞いの甘酒をいただいて、これまた氏子会からのサービスの生活雑貨をいただいて。
風もなく穏やかな年明け、今年も楽しい二年参りとなりました。

地元の氏神様、それは遠い先祖から代々続く大切なコミュニティ。
この二年参りだけは、生涯欠かさずに続けたいものです。

追伸. 引いたおみくじが納得いかないからって、二枚目を引いてはダメです、エメちゃん
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by sanzokuame2 | 2013-01-01 21:48 | 日本のカタチ

黒瀧山不動寺の織る錦

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晩秋の定点観測。
気付けば今年もこんな季節かと、慌てて南牧村の黒瀧山不動寺へ。
去年は、お山全体が燃えるような紅一色でしたが、今年はこんな錦絵。
訪ねるタイミングの差でしょうが、毎年決して同じ色合いではないのが面白いところです。
同じ日、黒瀧山・九十九谷の岩峰ハイクをプランしていた田能久さんらと境内で落ち合い、バーナーを点けモーニング珈琲。
温かなカップ片手に、朝の日差しに様々な色合いを見せる伽藍とカエデに一同感嘆するばかり。
一年365日のうち、ほんの一週間ばかりだけの織る錦。
深山の名刹、優しく陽の当たる午前中に訪ねるのがオススメです。

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by sanzokuame2 | 2012-11-18 23:26 | 日本のカタチ

第25回 富岡どんとまつり

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長野からの帰り道、立ち寄ったのは富岡のどんとまつり。
正式には「妙義山どんと構えて富岡まつり」と称される、隔年開催の秋祭りです。
一昨年は昼間の様子をレポートしましたが、今年は夕暮れの街へ。
メインストリートに並んだ山車の提灯に灯が入れば、街はより煌びやかに。
秋の夜風に、笛の音が特徴的な独特のお囃子。
祭りの終わりとともに、ぐっと秋の深まる富岡の街です。

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by sanzokuame2 | 2012-11-03 01:00 | 日本のカタチ

東京駅ルネッサンス

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日本の首都・東京の玄関としてさまざまな歴史を刻んできた東京駅。
1914年(大正3年)の誕生から、まもなく100年を迎えようとしています。
時代とともに進化してきた丸の内駅舎は保存復原され、この10月1日にリニューアルオープン。
5年の歳月をかけて復原されたのは、戦災で失われた3階部分の外壁や創建当時のドーム内観など。
複合商業施設の充実も図り、"通過する駅"から"集う駅"へと生まれ変わりました。
近代国家への仲間入りを果たした日本の象徴として建築された東京駅は、日本建築界の重鎮、辰野金吾の傑作。
赤レンガに白い花崗岩を組み合わせた意匠や、屋根を塔やドームで飾るのも辰野建築の特徴。
朝に昼に夜に。
遠くから、俯瞰で、そして微に入り細に入り。
いつまでも眺めていたい、日本建築界不出世の名建築です。

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by sanzokuame2 | 2012-10-17 02:06 | 日本のカタチ

高崎観音山万灯会 2012

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往く夏を惜しみ、先祖の供養と願い事の成就を祈る、ろうそく祭り。
晩夏の風物詩として、すっかり定着した高崎観音山万灯会に今年も参加。
ジリジリと照りつける日差しの下、多くのスタッフで並べたのは、15000個の灯明と2500基の灯籠。
夜の帳が落ちれば、小さな炎は秋風に揺らぎ煌き始め、会場は幽玄な雰囲気に。
暑かった夏もこれで終わりか・・・と、毎年感慨に耽る万灯会なのです。

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by sanzokuame2 | 2012-08-26 14:41 | 日本のカタチ

平成二十四年 世良田祇園祭り

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かつては東京神田の明神祭り、秩父の妙見祭りとともに関東三大祭りの一つに数えられていた八坂神社の大祭である。関東各地から参拝人が押し寄せる。一日目の夜は、各町内から引き出された豪華絢爛な十一台の祇園屋台が大通りを引き下がり、東部で集結するため引き違いが行われ、提灯の火の海とお囃子の競演は、夜の白むころまで繰り広げられたと伝えられる。この祭りも近年徐々に復活しつつあり、一日目の夜「御隠居さま」の神輿は有志会の人々によって担がれ、本社へ帰還するが、群集を分けて練り歩く様はまさに、勇壮・豪快である。
(上毛新聞社刊「群馬の祭りと年中行事」より引用)

土曜日の夜は太田市世良田町の八坂神社へ。
目的は、かねてから一度見てみたかった「世良田祇園祭り」。
多くの子供たちを乗せて練り歩く、ひと際大きい祇園屋台。
夕暮れの町に響き渡るのは、笛の音が哀愁を誘う、緩いテンポのお囃子。
地元西毛の祭りとはこうも違うものかと、ちょっとしたカルチャーショックでした。
鬼石夏祭りの動画と見比べると面白いですよ)
同じ県内と言えども、ひとつ川を渡るだけで祭り文化の派生は多岐を極めるものです。
昭和の大合併に伴い衰退してしまった「世良田祇園祭り」ですが、
今では地元有志の方々の尽力により、往時の華やかさを取り戻しつつあります。
その熱い思いと祭りの詳細は、有志のおひとり、トクチャンさんのブログでどうぞ。

トクチャンさんとは鬼石夏祭りの動画が縁で、今年の正月にCafé Rossyで知り合ったんさね。^^
こんな動画でいいかね?



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by sanzokuame2 | 2012-07-31 01:31 | 日本のカタチ

鬼石夏まつり 2012

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西上州の先陣を切って開催される、鬼石の夏祭り。
今年は14日(土)~15(日)の2日間に渡り盛大に行われました。
町を練り歩くのは、上町・三杉町・相生町・仲町・本町の煌びやかな山車。
坂道を一気に引き上げる"新田坂の駆け上がり"は、観る者を圧倒するほどの迫力です。
五台の山車がお祭り広場に集まり行われるのは、お囃子の競演"寄り合い"。
揃いの半纏が繋ぐ百二十余年の伝統と粋。
神流川に育まれた西上州の小さな町は今、夏真っ盛りです。



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by sanzokuame2 | 2012-07-20 14:03 | 日本のカタチ

大しめ縄はどこへ行った?

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諏訪に来たのなら、やはり挨拶を欠かしちゃいけないのが諏訪大社下社秋宮。
昨年九月まで二年間行われていた「平成の大修理」も終わり、神楽殿は金色に輝く銅葺き屋根に生まれ変わっていました。
さすが、立派な神楽殿・・・ん?でも何か違和感が。
・・・あれ?そういえば大しめ縄がないぞ?
きっとリニューアル中なんでしょうけど、“ノーネクタイ”的にどこか決まりが悪く。
いつ新しく架け替えられるのか、ご存知の方いらっしゃいましたら、どうぞご一報を。^^

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by sanzokuame2 | 2012-06-23 21:51 | 日本のカタチ